母の日 映画に観る母親の姿と思い 思い出に残る作品紹介

母の日の由来は、今から100年以上前の1905年の米国フィラデルフィアで母を亡くした少女の思いから始まりました。

特に母の日がなくても、全ての人は母親から生まれていて、母を想わない人は一人もいないと思います。

僕は、昨年母親を亡くしました。
長らく施設に入り、最後の2年ほどは、僕のことも認識できないほど衰えていました。

不思議なもので母を見送ってから、余計母を思い出すことが増えました。
でも、一番ホッとしているんが、僕が見送ることができたことです。

それは、母親に辛い思いをさせずに済んだからです。

今日は、そんな映画をご紹介します。



母の日 映画に観る母の姿と思い

母の日は、アメリカでは、国民の祝日だそうですが、日本ではどちらかというとビジネスチャンス的な取り扱いで、ちょっと嫌ですが、誕生日にも母の日にも何もしなかった僕に言えた義理ではないので、いくらビジネス絡みでも年に一回くらい、母に贈り物をするのはいいことだと思います。

さて、母の由来は

1905年5月9日、アメリカのフィラデルフィアに住む少女「アンナ・ジャービス」が母の死に遭遇したことで、生前に母を敬う機会を設けようと働きかけたことに由来する。 やがて、この働きかけがアメリカ全土に広まり、1914年には当時の大統領「ウイルソン」が、5月の第二日曜日を「母の日」と制定し、国民の祝日となった。

僕は、母親を描いた映画で印象に残っている作品が2つあります。
母親の姿や思いを描いた映画は、それこそ多数あるでしょうが、

年に数本しか映画を観ない僕にとっても次の作品は特に印象に残る作品です。

「誓いの休日」1959年ソビエト連邦映画
「おかあさんの木」2015年日本映画

この2つについて記したいと思います。
なお、映画のレビューではないので、多少記憶違いがあるかもしれませんが、ご了承ください。



母の日 映画 ソ連映画「誓いの休日」

僕の昔からの友人で、映画好きの男がいて、その彼がいい映画があるとよくVHSにダビングしてくれて送ってくれたものです。

ただ、送ってくれた頃は僕も結婚して、3人の子供が次々と生まれで、仕事も忙しい頃でゆっくり観られなかったことが残念でしかもそのお礼も出来ずにいたことで、僕らの仲が悪くなり、いまでは付き合いがなくなったことは残念です。

さて、その映画好きの友人が、「俺が観たなかで最高の作品」といって送ってくれた映画が、ソ連映画の「誓いの休日」ですね。

●原題:БАЛЛАДА О СОЛДАТЕ/ BALLADA O SOLDATE / BALLAD OF A SOLDIER
●監督:グリゴーリ・チュフライ
●出演:ウラジミール・イワショフ、ジャンナ・プロホレンコ、アントニーナ・マクシーモア ニコライ・クリュチコフ 他
●ナチスがロシアに攻めこみ、戦争がもっとも苦しかった頃。19歳のアリョーシャは戦場で2台の敵戦車を炎上させた勲功により、6日間の休暇をもらった。アリョーシャの心は故郷へとはやるが、戦火の道中は一層長い。途中、空襲にあったり、妻のもとに復員する傷病兵を助けたりしているうちに休暇はまたたく間に過ぎ去っていく。そしてやっと乗り継いだ軍用貨物列車のなかで、アリョーシャは少女シューラと出会った。

僕は、この映画のことを思い出すだけで胸が締め付けられます。
特にアリョーシャが、途中に出会った少女シューラとの別れるシーン。
別れた直後のシューラのなんとも言えない悲しい姿がもうだめです。

シューラは、もうアリョーシャと生涯逢うことはなくなったのです。
なぜなら、アリョーシャは、戦場に戻って戦死したのでした。

その別れよりももっと辛いのは母親の姿でした。
アリョーシャが戻ってきたときの農作業を放り出して大地を駆けて息子を迎えに行く母親の姿。でも上官との約束で僅か数時間だけでの滞在。

そして別れ。

その別れからずっと息子が戻って来るだろう方向を空しく眺める母親。

この映画は、観ている時はもちろんですが、観てからがずっと記憶の底に残り、
生涯忘れることができない名作です。

ただ、残念ながら現時点では、Amazonや楽天では入手できないようです。



母の日の映画 あかあさんの木

「おかあさんの木」公式HPです。

http://www.mothers-trees.com/

『おかあさんの木』(おかあさんのき)は、児童文学作家大川悦生が1969年に発表した戦争を題材にした文学作品です。

小学校の国語の教科書にも近年まで収録され、アニメ映画にもなっています。

2015年6月6日には終戦70年目の節目として実写版が映画化されました。

世の中でこんな辛いことはあるでしょうか!?



まとめ

母の日は、亡き母を想う少女の思いから始まった日です。

岩下 尚史(いわしたひさふみ)氏おすすめが「東京物語」。
これが日本における家族の絆の原点があるとのこと。

上京した年老いた両親とその家族たちの姿を通して、家族の絆、夫婦と子供、老いと死、人間の一生、それらを冷徹な視線で描いた作品である。戦前の小津作品、特に『戸田家の兄妹』などにすでに見出されるテーマだが、本作でより深化させられることになった。

あの頃映画 松竹DVDコレクション 50’s Collection::東京物語 [ 笠智衆 ]

こちらは楽天で購入できます。観るしかないですね。




%d人のブロガーが「いいね」をつけました。