おはようございます、ともやんです。
今日で60才と20日。
僕が勤める会社の休憩室には、いつもシティリビングが置いています。
発行元のサンケイリビング新聞社の関連会社と取引があるからでしょうか。シティリビングは、女性向けの情報誌ですが、男性の僕が読んでもなかなか面白いのでよく読んでいますね。
そんな中、9月22日号にマクロエコノミストの崔真淑(さい ますみ)さんのコラムに興味を感じて思わず読んでしまいました。
それについて書きたいと思います。
血液型と賃金の関係!?
崔さんのコラムのタイトルは、
カテゴリーが経済で「血液型と賃金の関係!?」。
経済学の論文に「ABOの血液型に対する意識と学歴・賃金への影響」というものがあるそうです。
賃金には、正規・非正規などの雇用形態、性別、学歴などは大きく影響していることが、各種研究で示されています。
でもこの論文では、そのような影響を可能な限り排除して、血液型と賃金の関係を男女別に分析しています。
その論文の中のあるデータに崔さんが反応してコメントをしています。
そのデータというのは、
「O型女性のみ、A型女性より賃金が11.8%も高い」と算出された結果でした。
崔さんはこの結果に疑問を感じました。
B型、AB型にはそのような傾向は見られず、A型全体が平均より高いわけではないのです。
また同様な調査を韓国、台湾で行っても日本のような血液型と賃金との関係は見られなかったそうです。
それで崔さんは考えました。
そしてこんな仮説を立てられました。
日本は、日本、韓国、台湾の三カ国の中でもっとも血液型占いが盛ん。
それが幼少期から血液型に対する刷り込み、思い込みが強い傾向がある。それが性格に影響しているのではないか?
と言う仮説です。
つまり血液型によるその人の行動から、性格を判断するということと逆に、血液型の行動パターン、性格がこのような現象があるということを知って、知らず知らずの内に、そのような行動をしてしまう、ということだと理解しました。
A型は几帳面で律儀、どちらかというと繊細で内向的、
一方、O型は、おおらかでくよくよしない、そして行動的
というのが、子供時代に刷り込まれて、知らないうちにそのような行動を取ってしまう。ということなんでしょうね。
A型はO型が羨ましい
そこで崔さんは、O型の「おおらかでくよくよしない」という思い込みが、O型女性の賃金にも影響を与えているのではないか、
もしそうなら、自分はA型だけど、O型思考で仕事に取り組んでみようと、と締めくくっています。
僕はA型ですから、崔さんの気持ちよくわかりますね。
慎重過ぎて大胆な行動ができないというもどかしさは、子供頃から持っていました。
ただ僕の子供時代は、血液型に関する話題はいまほど多くありませんでしたが。
また、特に異性に対して消極的なのはA型だから?なんて思ったこともありました。
そして惹かれたり好きになる女性がほとんどO型なのは、そのおおらかさ、明るさに魅せられるから、とも思ったりしました。
僕の両親は、父がA型、母がO型で、僕と妹がA型です。
もし僕がO型だったら違う人生を歩んでいたかもしれないと妄想することもありました。それがいいかどうかは別ですけどね。
まとめ
崔さんの仮説やご自身に対する意識も共感する部分は多いです。
ただ、人生60年を歩んできた僕は、血液型に振り回せれるのはもうおしまい、とも思っていますし、あくまで参考程度に考えるようになりました。
日本に血液型人間学を紹介した故能見正比古氏の原点もそこなんですよ。
血液型でわかることなんてその人の性格や気質の1割以下だと思います。
普段一緒に生活する、特に夫婦が相手のことをより深く理解したり、困った時の判断の一つにする程度でちょうどいいではないでしょうか?
恋愛でも何型と何型の相性がいいといっても、お互いの努力がなければ
だめですものね。
なお、僕は能見正比古氏が作ったABOの会というのに20代の頃参加していました。
でも当然血液型に興味のある人ばかり集まっているので、話の話題も全て血液型に結びつけてしまうので、ウザくなって退会しました。
僕はいまでも能見正比古氏の血液型人間学を通して氏の人間観察に共感を持つ者ですが、血液型の取り扱いが氏の危惧していた方向に進んでいるようで残念です。
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