こんにちは。
こめまるです。
還暦まで319日。
昨日は驚きました。
ボブ・ディランが、ノーベル文学賞を受賞したからです。
一瞬わが耳を疑ったくらいです。
40年近くボブ・ディランを聴いてきましたが、一番驚きました。
ボブ・ディラン ノーベル賞 4月に来日公演
今年の4月25日、渋谷のオーチャードホールにボブ・ディランのコンサートに行ってきました。
平日の夕方でしたので、出勤しても間に合わないことはなかったのですが、もしも遅れたりしたら嫌だったので、休みを取って行きました。
※オーチャードホールのエントランス
僕は、40年来のボブ・ディランのファンで、ディランも75才。
もしかして最後の来日になるかもと思い、チケット代もそこそこ高かったですが、思い切って行ってきました。
ボブ・ディラン ライブ 真摯なステージマナーに感銘
コンサートは、時間通りに始まり、時間通りに終わりました。
当たり前のことでしたが、ディランの真摯なステージマナーに感銘を受けました。
というのも同時期に来日していたマドンナが、スタートを大幅に遅らせて来場客から相当なブーイングを浴びせられていたからです。
コンサートは、出演者と観客の両方がいて成り立つもので、マドンナに至っては問題外の行為です。
確か当日コンサートに来ていた著名人の中にはもうファンはやめる、と激怒していた人がいましたが、当然のことです。
ボブ・ディラン ライブ 古臭くならない
今回の来日公演は、往年のファンに懐かしい曲を聴かせに来たのではありません。
ディランのコンサートで感心したのは、その若々しいステージ姿でした。
割と小柄なんでしょうか?
見て目は身長170センチ前後でほっそりとしていて、達者にハーモニカを吹いていました。
僕の席は2階席か3階席かで、肉眼では表情までは分かりませんでしたが、とても75才の動きではありませんでした。
ギターは弾きませんでしたが、ピアノを弾いて、ハーモニカを吹いて、年齢を感じさせませんでした。
観客は、昔からのファンと思われるオジサンたちが中心でしたが、その子供世代の学生くらいの年代もちらほら見受けられました。
でも、さすがディラン!
往年のファンに懐かしい曲聴かせに出稼ぎに来たのではないという気概がありました。
往年の曲でも原曲が分からないくらい編曲していて、オレはまだ進化しているぜ!っていう明確な主張がありました。
この芸術家魂は見事と言うしかありません。
まとめ
そんなボブ・ディランがノーベル文学賞を受賞しました。
選んだノーベル賞審査委員の方達の勇気を讃えたいと思います。
風に吹かれながら、転がる石のように変化をし続ける、そして永遠に若いディランはやはり凄いです。
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