定年後の趣味 おすすめ 合唱団でマタイ受難曲を歌う

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おはようございます。
こめまるです。

昨日行われた僕の所属する湘南シティ合唱団主宰の第17回定期公演は、素晴らしい感動を残して終了しました。

茅ヶ崎市民文化会館の大ホールは、最大収容人数1,381名で、一階と二階席があります。
一階席がほぼ満席で、二階席が半分ほどでしたので多分8割の1,000人以上は来場されたと思います。

これはアマチュア合唱団の主催でしかも料金を取るコンサートでは、この時点で成功です。

そして演奏も感動的でした。

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というのも拍手が止まないのです。

第一部が終わって20分の休憩に入ったのですが、その時も少年少女合唱団、指揮者、ソリスト、オーケストラ、そして合唱団と退場するのですが、みんなが退場するまで拍手が止みませんでした。

これには僕自身大変な驚きでした。

過去に何度か、合唱団の一員として舞台に立ちましたが、こんな経験は初めてです。
まだ演奏会が終わってわけでもないのに。

そして第二部。
最後のWir setzen uns mit Tranen nieder

終わった瞬間、こみ上げてくるものがありました。
曲が終わって一呼吸おいて万雷の拍手とブラアボの嵐。

2001年に秋山和慶指揮東京交響楽団とのヘンデル「メサイア」を歌って以来の感動で、それを上回るものでした。

終演後、招待した友人たちから何人もLINEやメッセンジャーで感動した!良かった!とコメントをもらい嬉しかったです。

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さて、僕がJ・S・バッハの「マタイ受難曲」を歌いたいと思ったのはクレンペラーのマタイ受難曲のCDセットを購入したことから始まりました。

J・S・バッハ マタイ受難曲 クレンペラー指揮フィルハーモニア管他

購入したのは、もう10数年までした。

雄大にして壮麗な第1曲は繰り返し聴きましたが、全曲を聴き通すことが出来ないのです。

普通でも3時間ほど掛かる曲ですが、クレンペラーの演奏だと3時間40分も掛かります。

マタイ受難曲には、アリア、合唱曲それぞれに魅力あふれるものがたくさんあります。
でも、聳え立つような山を見上げて登るのを躊躇するように、登山口にうろうろするばかりでした。

そこでこの曲を知るには、自分で歌うのが一番だと思い、マタイ受難曲を演奏する団体を時々探していたのです。

そしてちょうど一年前に湘南シティ合唱団が、一年後に全曲演奏するというので自宅からは1時間半の距離ですが、思い切って入団しました。

ちょうど定年退職して再雇用で1年ほど働いていていろいろ悩んでいた時でした。
でも出来ることがやっておきたいということで入団して良かったです。

J.S.バッハ:マタイ受難曲 カール・リヒター 、 ミュンヘン・バッハ管弦楽団

※おすすめのCD。カール・リヒター ミュンヘン・バッハ管弦楽団1958年録音の歴史的録音

 

人生は一回限り60歳も過ぎればいつ終わるかわかりません。

もしあの時躊躇して入団していなければ、いまだに登山口でうろうろしていたでしょう。
でも入団してマタイ受難曲の一回歌ったことで、ようやく五合目あたりに来た感じです。

でも頂上はまだまだ。

マタイ受難曲の魅力にハマり、もっと頂上を目指したくなりました。

僕はちゃんと調べていませんが、マタイ受難曲演奏する団体も増えているとか。
いまの湘南シティ合唱団を基点にしてもしマタイ受難曲を歌える団体があればスポットで参加したいと思っています。

定年後の生き方で、おすすめしたいのがマタイ受難曲を歌うことです。
目標にするには生涯を掛けるに値します。



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