こんにちは。
こめまるです。
敬愛する経済コラムニスト大江英樹氏のネット記事に刺激されて書いた記事です。
なるほど、そうだったのか、と自分でも納得しました。
その記事というのは、こちらです。
↓
https://diamond.jp/articles/-/212219?page=3
簡単にいうと日本のサラリーマンだった男性は、定年後を楽しめないということ。
老後を楽しんでいるのは、圧倒的で女性であるということ。
その理由は、会社の中だけで通用するルールや考え方に染まってしまい、定年後のアウェイな環境に適応できていないことだということです。
その傾向は、大企業ほど顕著だということです。
なるほどねぇ、なんとかなくわかりますね。
また自分にもその傾向は多少あると反省しました。
もっと素直な気持ちでアウェイな状況に接しないと行けないと改めて自分を戒めました。
定年後 引きこもり予備軍だった僕 アウェイで戦ってみると
さて、僕はまさに大江さんの引きこもりになるなりやすい環境で働いていました。
僕は、定年後の引きこもり予備軍としてのサラリーマン生活を送っていましたが、2年の再雇用を経て、アウェイで戦ってみるといろいろ考えさせられるものがありました。
僕は、大学を卒業後、転職の経験もなくひとつの企業に勤め定年を迎えました。
そして定年後も再雇用で2年間弱働きました。
でも、ロマンが感じられず約3週間前の7月末で退職しました。
勤務した期間は、37年4ヵ月。まさに、働いた企業のルールが骨の髄まで沁み込んでいました。
退職前より個人事業主として登録し、退職後は、某量販店でアルバイトしています。
個人的には、この荒療治は甘ったれた僕には良かったのではと思っています。
アルバイト先は、誰でも知っている大企業の店舗で、その量販店の家具売り場で販売を担当しています。
いままでなかった一般の方々との触れ合いは、楽しくもあり、恐くもあります。
定年後 引きこもりも悪くないが
定年後の引きこもりが大企業に勤めていたサラリーマンに多いと大江さんは書かれていますが、これは退職金の多少にも関係すると思います。
僕は、社員200名ほどの中小企業出身で、退職金が出ただけでもラッキーで、しかも8桁を上回っていたので、ホッとしました。しかし、僕の妹の夫は、公務員としていて僕より2年早く定年を迎えました。退職金いくら?と聞くと、いや、安いですよ、と言いながら僕の1.5倍でした。
彼も現在、職を見つけて働いています。
つまり、引きこもりが出来るということは、経済的には恵まれているのです。
中小企業出身者は、引きこもろうと思っても引きこもる余裕もないのです。
大企業出身者に、引きこもりが多いというのは、そういう理由もあるのではないかと思います。
最後に
僕が働く量販店でも、ルールがあります。ただ、おかしいなと思うものはないので、素直に従っています。働いている人たちは、ほぼ年下です、親子ほど年の離れた人もいて、言い方にカチンと来ることもないわけではありません。
でもそれは、僕のサラリーマン時代の負の部分なので、現在は仕事を憶えることに専心しています。
37年間働いた会社を出て、アウェイで戦う自分がどう変化するか楽しみです。
コメント
定年再就職から5年、定年再雇用になって1年、再雇用になって、会社の人間関係がよく分からなくなってきましたね。仲がいいのか、悪いのか。期待するから腹が立つということも少なくないし。「深入りしなければ無味乾燥、深入りすれば気が滅入る」というのが正直なところ。こんなところもあるのかと思いつつ、思い出したのは牧場ユミの「冒険」「何かできるさ僕だって・・・」還暦過ぎたおっさんの声に耳を傾けてくれる輩など、そんな奇特な人は極めて少数。正論だけでは理想だけではどうにもならない。「現実に即して生きていくものだけがうまくいく」というような記事があったような、即せない自分は時代遅れというところかな。とかく再雇用は働き辛い。
まあちゃんさん
いつもお世話になります。
牧場ユミの「冒険」を聴きました。
’71年の歌で、しかも加藤和彦、北山修コンビの曲なのに初めて聴きました。
実際、私も「何かできるさ僕だって」と思い会社の辞めたのですがね。
今後どうなることか、という感じです。
引き続きよろしくお願いします。
こめまる