定年後 健康という病、ケガをして通院して思ったこと

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おはようございます。

定年後の心配事としては、
まずお金、そして健康、最後に生きがいかな、
と思います。

僕の場合は、なんと言ってもお金で、
現段階では、健康も何とか、
生きがいに関しては、やりたいことがありすぎて
それをどう処理するかで大変なくらいなので、

つまるところお金が解決してくれることかな、
と思っています。

私のことはさておき、
いや、やっぱり健康が一番だよ、
という人もいるでしょう。

私もあるケガを通して
今日は、健康について考えてみたいと思います。




健康がストレスになる時代がやってきた

私の敬愛する作家、五木寛之氏の著書に
「健康という病」(幻冬舎新書)というのがありますが、

いきなりこんな言葉から始まります。

“いま日本列島に<健康という病(やまい)>が蔓延しつつある。
<健康という病>。それを私は<健康病>とよぶ。もちろんそういう病名はない。
しかし、このところこの国にっているのは、前代未聞のこの病気ではないだろうか。
私の場合、目を覚ますとまず頭をよぎるのは、はたして昨夜、十分な睡眠がとれたのだろうか、という不安だ。”

そのあと、氾濫する健康情報の中で、翻弄される現状の中でどうそれを整理していくのか、
など話を展開しています。

また読み進むと、70年ぶりに病院に行った時の体験談なども記されています。

私は、おかげさまで60歳なったいままで大きな病気はしたこはありません。
また、体調も特に悪いことはありません。

毎日、美味しく食事を頂いているし、
夜も眠れなくて困るということもありません。

でも、五木さんが疑問を投げかける
「氾濫する健康情報の中で」
翻弄されている部分もあります。

また、あるケガをきっかけに
通院するようになり、
色んな疑問を感じるようになりました。



健康な人を病人にするビジネス

TVのCMでよく出てくる某メーカーの健康麦茶。
血圧130超えたら、〇〇麦茶!、

というキャッチコピーを耳にした人も多いと思います。

さて、僕はやや血圧高めです。
ずっと上は140を超えていました。

ただ、トマトジュースなどを毎日飲むことで、
先日の健康診断では、上は120台で一応
健康値の範囲に入りました。

つまりに何をいいたいかというと
現代人は、知らず知らずの内に、
健康が第一ということを刷り込まれ、

また企業はそれを煽って、ビジネスにしていることです。

企業がビジネスを展開することに
なんの文句もありませんが、

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翻弄される人たちは、たまったものではありません。

普通に生活していて、
仕事も日常生活も問題ないのに、
あれ、俺って血圧高いんだ、
もしかして不健康?
となり、普通に健康な人を病人?に仕立てているんでないか?
と感じるわけです。

通院を通して感じたこと

5月の下旬に僕は、ケガをしました。
古いソファを粗大ごみとして出すのに、
運んでいて、手を滑らせ、右足の親指の上に落したのでした。

その時は裸足だったこともあり、
普通の2倍くらいに腫れてしまいました。

翌日の月曜日、会社を休んで近くの総合病院に行き、
整形外科で診断を受けました。

レントゲンを撮って、
医師の診察を受けたのですが、
結局、ヒビが入っていて、つまり骨折していたわけです。

ただ、医師は、なんの処置もしないで、
まあ、大事にしてください、
完全にくっつくには2か月くらいですね。

次は来週来てください。

まあ、動かないようにテーピングしておきますね、
ととなりの指とテープでピッと止めて終わりでした。

そして、来週また来てください。

という呆気ないものでした。

そして次の週また行きました。
そしたら、どうですか?
と聞かれ、「まだ多少痛みは残りますね」
と言ったら、そうですか、と答えただけで、

では次は2週間後、

ということで、なんの処置もなかったです。

えっ?なんの処置もなし?
レントゲン写真を撮っただけ?

これっておかしくない?

なにも僕は処置をしてくれと言っているわけではない。

2か月間、自分が大事にしていて治るんだったら、
医師は、それを指示して終わりでいいんではないか?
そして何かあったら来てください、でいいんでないか?
私もお金の負担にないし、
医療費の負担も減らせるんではないか?

と思ってしまうわけです。

五木氏も70年ぶりに通院して、
膝が痛いのに、処置はなにもしないで、
同じような疑問を呈していました。

医療費のことをもう少し考え見よう

これは笑い話としてとらえるべきか、
ある病院でいつもあつまりお年寄りのグループで、
一人がこなかったので、

「あら、〇〇さんどうしたの?」
「なんか調子悪いんじゃない?」

つまり、病院に来られることは、
元気だから来られるので、元気ではない人は病院に来られない。

笑い話なのか、真実をついているのか、わかりませんが、
意外と現状をうまく表現しているのではないでしょうか。

どうしたらいいんでしょうか?
元気なお年寄りが集まりやすい場所を提供する、提案するのが
大事かなと思います。

先日TVで放映していた、
お年寄りのマージャンブームは、一つの解決策かもしれませんね。



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