小林研一郎 一晩で第1から第九まで
こんばんは、ともやんです。
今年も明日の大みそかを残すのみとなりましたね。
もうこの期に及んで今年がどうのこうのというのはなくて
僕の気持ちは完全に2018年に跳んでいます。
ただ、その前にこれだけはきちんとやっておかなければならないことがあります。
それは、
「ベートーヴェンは凄い!全交響曲連続演奏会2017」
小林研一郎氏が、大晦日の一晩でベートーヴェンの交響曲9曲を
全て振るという企画を聴き通すことです。
2017年12月31日13時から始まり、何度かの休憩を取りながら、
2018年1月1日の直前まで行うというコンサートです。
僕は、第13回から聴きに行って、今回で3回目。
僕の大晦日の重要なイベントになっています。
家族からはブーイングが出ないわけではありませんが、
まあ、いいではないですか?
僕はこの企画が続く限り聴きに行きますし、
この企画が先に終わるか、僕が先に逝っちゃうかって思っています。
岩城宏之氏が始めた企画
元々は、指揮者の故岩城宏之氏が始めた企画で、岩城氏が2006年に亡くなってからは、彼の遺志を継いで何人か指揮者で分けて振ったりしていたようですが、ここ何年かは、炎のコバケンこと小林研一郎氏が一人で振っています。
コバケンさんも若く見えますが、今年で77才。
さすがに体力的に大変と思いますし、第13回の最後には、
来年は誰かにやってほしいなんて弱気な発言もありました。
小林研一郎氏は、現在の日本指揮者では第一人者で、世界的にも著名な指揮者ですから、一晩で彼の指揮するベートーヴェンの全交響曲が聴けるなんて贅沢過ぎますが、もし後任が来てくれるなら、佐渡裕氏なんか熱望しますね。
岩城宏之氏の思い出
僕が、クラシック音楽が好きになったのは、岩城氏のおかげです。
小学生の時にTVで岩城氏指揮のNHK交響楽団の演奏を何度も観て、
岩城氏の表情豊かな指揮姿に見惚れてそれにつれて僕はクラシック音楽が大好きになりました。
でも、岩城氏のコンサートに行ったことは1回しかなく、それは1987年のことで、プログラムはベートーヴェンの第九でした。
その時一緒に行った女性が好きだったのですが、「付き合ってください」と言えず、その後進展せず終わってしまいました。
あの時、ひとこと言っていれば、と今でも後悔しています。
だから岩城宏之氏の思い出となると少年時代の楽しかった思い出と
青年時代の切ない思い出の両方が蘇ってきます。
ベートーヴェンが全てを洗い流してくれる
ベートーヴェンの交響曲は、いままで何回聴いたかわからないくらいです。
でもいつ聴いても新たな発見があります。
いろんな指揮者がいろんな演奏家が、聴かせてくれます。
本当に凄い人だったんです。
明日は、コバケンさんと岩城宏之メモリアル・オーケストラの奏でるベートーヴェンに身も心も委ねて、没頭しようと思います。
そして新たな年を迎えたいですね。
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