成田離婚って言葉が流行った時代

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こんばんは、ともやんです。

 

本日は気温も30℃を越して、かすかに夏の匂いがする一日でした。

 

セミもツクツクボウシが鳴き声が響くくらいで、大気も首筋にまとわりつくようなことはなく、暑くても爽やかな秋の気配を感じる一日でした。

 

さて、ラジオを聴いていると成田離婚というキーワードに反応しました。

 

そう言えば、もう20年ほど前、まだバブル景気の残滓が僅かにある頃、
この言葉がはやったな、と懐かしく思いました。

 

僕は観ていませんが、草彅剛と瀬戸朝香で97年にはTVドラマにもなりました。でもこの言葉も今では使う人も少なくなりましたね。

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成田離婚とは?

成田離婚とは、新婚旅行で海外に行ってきて、帰国早々離婚することで、当然成田で離婚手続きをするわけではなく、帰国する時には、もう離婚を決めているとケースです。

 

いまだとスピード離婚とでもいうのでしょうか。

 

理由は、色々あるようですが、
ヤフー知恵袋で見てみると、

 

1、女性からの申し出が圧倒的に多い、らしい。
2、原因は、海外での男性の頼りなさに幻滅。
3、男性がいちいち母親に連絡する、つまりマザコン夫に幻滅。
4、婚約期間、結婚式を通じて相手に幻滅。

 

なるほどね。

 

ただ、相手とこれから一緒に人生を歩んでいく自信がなければ
さっさと別れた方がいいとも思います。

 

中には、本人や親族の予感で、籍を入れないで新婚旅行に行くカップルもあったようです。

 

それでも成田離婚の時代は結婚願望があった

成田離婚が騒がれた時代、もう20年も前、今よりもずっと結婚するカップルが多い時代。僕も結婚したのが93年ですからほぼ同時代です。

 

いまはその結婚するカップルも減少しているのだから困ったものですね。

 

僕は結婚肯定派なので、人の人生はシンプルなサイクルがいいと思っています。

 

子供時代を親の下で過ごし、大人になり、結婚して、子供を儲け、育て、世に送り出し、自分は妻と一緒に年老いて死んでいく。

 

そんな人生がいいと思っています。

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成田離婚の時代はまだまだ結婚願望も強く、当然、結婚するカップルが多かったようです。

ドラマが放映された97年の婚姻数は、77.5万件で婚姻率が6.2%、
でも2015年になると婚姻数は63.5万件まで落ち、婚姻率が5.1%まで下がりました。

 

近年では、1970年から74年に掛けて100万組を超えていて、70年から3年間は婚姻率も10%を超えていました。

 

ちょうど団塊の世代の方たちが20代前半から中盤で、70年代前半から後半に生まれた人たりが団塊ジュニアと呼ばれる世代なんですね。

 

その団塊世代ジュニアが結婚適齢期を迎えたのが90年代中ごろになるわけです。

 

では90年代はどうだったかというと、92年から2002年まで75万組以上結婚していますが、それ以降はどんどん下がって、2011年以降は70万組以下になっています。

 

そして婚姻率も2003年以降は6%を下回り現在5%を切るんではないかというところまで来てるんですね。

※婚姻率とは=婚姻件数÷全人口

 


成田離婚の教訓

人の不幸は蜜の味、と言います。

人の幸せはなかなか素直に喜べなくても、人の不幸には興味津々なんですよ。こう書く僕もその傾向はあります。

だから、お昼のワイドショーが存在するんでしょうね。

 

成田離婚と呼ばれる事実は確かにあったようです。

でも幸せな結婚生活を送っているカップルの方がそれよりも圧倒的に多いはずです。

 

こんなカップルの存在を見て、自分たちはまたマシかな、と思いたいのかもしれませんね。

 

人の失敗が興味を持って取り上げられている時代はまだ良いのかもしれません。

これがいいことばかり、取り上げられるような時代、ニュースでいいことばかり取り上げられるようになったら本当に怖い時代なのかもしれません。

 




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