父を尊敬するようになった時

日記
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こんばんは、ともやんです。
還暦まで74日。

 

僕の父は、1933年(昭和8年)生まれなので、
今年の誕生日で84才になります。

 

母が、施設に入っているので一人で生活しています。
元気にしています。

 

父は中学校しか出ておらず22才で母と結婚して
23才で僕が生まれました。

 

ずっと同じ会社に勤め、定年後もしばらく働いていました。
頑固で小言の多い人で、よく母を叱っていました。

 

そんな父が嫌いで、僕は、大学進学を理由に飛び出すように上京しました。19才の時でした。

 

僕が通っていた高校は、進学校ではありませんでしたが、国立の5年制の学校、つまり高専でした。合格した時の父の喜びを憶えています。

 

でも僕は、そんな父を裏切って3年で辞め、大学に行くことにしました。
理由は、父が嫌いだったからです。

 

大学はアルバイトしながら学費や生活費を稼いでなんとか5年で出ることが出来ました。

 

父が好きだったら、家が居心地が良かったら、僕は高専を辞めなかったし、大学にも行かなかったし、当然、東京へも行かなかったでしょう。

 

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でも、あれほど嫌だった父をある時から尊敬するようになりました。
僕が父親になったからでしょうか?

 

僕は、10代の少年、少女が父を尊敬しているとか、好きですという言葉を口にするとき非常に違和感を感じます。

なぜかわかりませんが、一番父親に対して反発する時になんでと思います。

 

でも、大人になり社会に出て、家庭を持ち、父親になって
僕は父に対する気持ちが変化しました。

 

かと言って、親しく会話をするわけではありません。
男同士って面倒ですね。



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