こんにちは、
こめまるです。
2020年の2月頃からコロナのために行動制限となりその頃から、Amazonプライムや、U-NEXTで映画を観る機会が増えました。
ほぼ2日に1本は観ています。
ゴジラシリーズは、東宝とハリウッド、そしてアニメ関係も含め全て観ました。
その中で
昨日は、ゴジラ映画2作目の『キングコング対ゴジラ』を観ました。
『キングコング対ゴジラ』に観る変わらぬサラリーマン象
ゴジラ映画『キングコング対ゴジラ』は、『ゴジラ』『コジラの逆襲』に続いて1962年(昭和37年)に公開された映画です。
キングコング対ゴジラ あらすじ
『キングコング対ゴジラ』(1962)
以下簡単に映画の内容を記します。
“最近著しく北極海の氷が溶け始めている。パシフィック製薬提供のテレビ番組は、科学の神秘を放送していたが、視聴率不振に頭を痛めていた。
担当の多胡宣伝部長(有島一郎)は、南太平洋のファロ島に伝わる「巨大なる魔神」の話を聞き、TTVテレビ局員(高島忠夫、藤木悠)を派遣する。やがて北極海ではゴジラが復活。原潜を襲撃し、軍事基地を破壊した。一方、ファロ島では遂に「巨大なる魔神」(キングコング)が姿を現す。多胡はコングを日本へ連れ、さらにゴジラとどちらが強いかという宣伝アイデアを考えるが、洋上のコングは眠りから覚めてしまい日本に上陸。中禅寺湖でゴジラと対面する。キングコング対ゴジラ。果たしてどちらが勝つか?”
アメリカの生んだモンスターキングコングと日本が生んだ怪獣ゴジラとの対決で、ゴジラシリーズ初のカラー映画でした。シリアスな1954年の『ゴジラ』から、3作目で娯楽に徹したエンターテイメントとなりました。
キングコング対ゴジラと昭和のサラリーマン
映画『キングコング対ゴジラ』は、いまから60年前の映画ですが、意外と古さは感じませんでした。
命を賭けてファラ島に派遣された二人のテレビ局員、つまりサラリーマンの珍道中も面白いですが、社命の下、危険を顧みず世界を飛びまわった昭和のサラリーマンたちに、懐かしくも悲しく感じました。
その一方、キングコングとゴジラの両方がやってきた国難にも関わらず、ビジネスにつなげようとする逞しさ、したたかさ。
現在のCGを駆使した映画に比べれば、ちゃちな部分はありますが、当時の右肩上がりの日本を感じさせる力強さがあります。また、当時19歳の浜美枝のチャーミング容姿も最高でした。
そんなこんなで60年前の昭和30年代のおおらかさといい加減さと逆にパワーも感じる映画です。
キングコング対ゴジラ 動画配信
見どころ
シリーズ初のカラー作品、初のシネマスコープ作品、初の怪獣対決など、初めてづくし。1962年の公開時は国民の9人に1人が見るという空前の大ヒットを記録!ストーリー
南太平洋の孤島で日本のテレビ取材班が巨大なゴリラ・キングコングを捕獲。日本近海で逃亡したコングは本能に導かれるように、北極海の氷山より7年の眠りから目覚め、千葉沖から上陸したゴジラに戦いを挑む。日本がパニックに陥る中、2大怪獣の咆哮が轟く。
監督:本多猪四郎
音楽:伊福部昭
脚本:関沢新一
製作:田中友幸
桜井修(TTVテレビカメラマン):高島忠夫
桜井ふみ子:浜美枝
藤田一雄:佐原健二
古江金三郎:藤木悠
多胡(パシフィック製薬宣伝部長):有島一郎
たみ江:若林映子
重沢正介(京南大学生物学博士):平田昭彦
東部方面隊総監:田崎潤
他
※なお2022年12月25日で一旦配信が終了するそうです。
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本ページの情報は2022年12月時点です。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
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まとめ
仕事とは言え、命を顧みず、キングコングを探しに南太平洋のファロ島に向かう二人のサラリーマン。
新型コロナウイルス禍のもと、通勤電車で会社に向かうサラリーマンたち。
なにかこみ上げてくるものがあります。
どうか逞しく、したたかに生き抜いてください。
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