おじさんは荒野をめざす

定年後 再雇用で働くことも危ない時代になるかも!?

こんにちは、こめまるです。

本日の首都圏は、最高気温が21℃まで上がる見込みです。

東京の靖国神社にある気象庁が開花を確認する標準木。
今朝の日本テレビの情報番組ですは、午前8時現在で2つの花びらが確認できていました。

開花は、標準木が、5~6つの開花を確認すると開花と特定する決まりだそうです。

ということは今日の午後にも開花宣言となるかもしれませんね。

ちなみに私の住むアパートのちび桜は2日前から開花です。




定年後の再雇用 飽和状態になりつつある

僕が以前からよく読んでいる週刊SPA3月12日号の記事からこんなものがありました。

“再雇用枠は飽和状態

高齢者雇用安定法改正から7年が経過するも企業はいまだに60歳以上の労働力の有効活用法を見いだせていない。現役時代よりも大幅な給料減は免れず、重要な仕事を任されないため、心が折れ、退職に至る事例も多い。”

実際、僕の勤める社員数200名ほどの中小企業を見ても、2012年に初めて再雇用社員が生まれています。

その先輩は、現在66歳ですが引き続き働かれていますが、再雇用契約は、なかなか条件が出なくて困ったよと言われていました。

中小企業なら社長の意向が優先するから、逆にドライにいかないのかもしれせんね。
その後会社も慣れてきたのか、僕の時はスムーズなものでした。

でも逆に再雇用の社員が増えて10名ほどいて、しかもここ数年で倍増しそうな勢いです。

中には、「うちは定年後の社員が支えているね。」なんて、のんきなのか皮肉なのかそんな発言も飛び出すほどです。

定年後の再雇用 居場所がなくなる

上記の66歳の先輩も僕がお世話になった現在63歳の先輩も現役時代は、部長職を歴任されてきました。

それでもお二人とも威張ったり驕ったりすることもなく、雑用もしっかりされていて頭の下がる思いです。

でも、そんな仕事にも限りがあるので、今後再雇用者が増えれば、会社も頭が痛いでしょうが、当の再雇用者もやることがないという事態になりかねません。

あくまで再雇用にこだわるなら、そこに競争が発生し、中には本当に何もやることがないという人が出てくるかもしれません。

安心だと思っていた、定年後に再雇用で働くことも危ない時代になるかもしれません。

定年後の再雇用 やることがない辛さ

企業は義務として、再雇用を希望する社員は65歳まで雇用しなければなりません。

しかし、条件の提示は企業側が有利です。

つまりこんな条件だけど、やってくれるかな?
と現役時代の半分くらいの給料を提示するのです。

僕の勤める会社は、一昨年の僕の時で約2/3になりました。
元が高くないからというのは別にして下げ幅としては大きくないです。

でも、今後再雇用者が増えれば条件は厳しくなるでしょうね。



最後に

10名いる再雇用者のうちあと半年以内に僕を含めて3名いなくなります。

もう二人の退職理由はわかりません。

でもまだ62、3才だと思います。

ほかの二人は関西なので親しく話すことはないのですが、そのうち理由も風のうわさで聴こえてくるでしょう。

また、僕のうわさも尾ひれがついて関西に流れるかもしれません。

多分関西の二人も一度の人生、再雇用にしがみつくことなはない、と感じたのかもしれません。



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