こんにちは、
こめまるです。
シニアガイドというウェブサイトがあります。
株式会社インプレスという会社が運営していて、シニア向けに
お金、定年、終活、健康、家族、住まい、趣味などという情報を提供しています。
僕も時々チェックしています。
先日、次のような記事が掲載されていました。
定年後に働くなら「社員」で雇われたいが、できたら「再雇用制度」は避けたい
なるほどねぇ、実際経験した人間として気持ちはよくわかります。
今回は、この記事を自分なりに考えたいと思います。
定年後の働き方をみんな考えている
人材採用会社のエン・ジャパンが、定年後のキャリアについてアンケートの結果を公開しています。
今年2020年の1月から3月に掛けて行われたインターネット調査で、対象者は35歳以上の「ミドルの転職」サイトのユーザー2,460名に対して行われた調査です。
ここで僕が驚いたのが、定年後の自分のキャリアについて考えたことがあるか?という質問に、なんと92%の方が、「ある」と答えていることです。
ミドル向けの転職サイトですから、多分年齢的に一番コアな世代は35才から45歳と思います。
さて、自分がその年齢の時に、定年後のことまで考えていたかどうかを思い返してみると、答えは「否」です。
ちょうど結婚してからの10年間で、幼い子供たちが三人いて、毎日が必死だった頃です。
それとも当時と今では、社会環境が変わっているのでしょうか?
働きた改革や年金問題、または老後資金の問題が、よりミドル世代に浸透しているとも考えられます。
定年後も雇われて働きたい
次に注目したのは、定年後も雇われて働きたいという意見が一番多く、約2/3の67%でした。これは正社員や契約社員という働き方です。
次にフリーランス32%、起業31%、パート/アルバイト11%と続きます。
多分の質問は複数回答ありだったのでしょう。
多分、起業してフリーランスとして働くというスタイルが重複しているのかと思います。
また、パートやアルバイトの率が少ないですが、多分ミドル世代にとっては、これだけで生活は出来ないと感じていると思います。
この調査結果だけ見ると、「雇われる働き方」が約2/3、「雇われない働き方」が約1/3となります。
定年後 社員として働く でも再雇用は嫌
つぎに面白いな、と思ったのが、定年後も社員として働きたいと考えていながら、再雇用で働くというのが、約1/3と少ないことです。
つまり定年後は社員として働きたい人が67%、その内68%の人が
再雇用では働きたくない、と考えているということは、全体の半数近い約46%が、定年後は社員として働きたいが、同じ会社での再雇用は嫌だ、ということになります。
ただここで考えたいのは、調査した対象者が、「ミドルの転職」に登録している方たちということを考えると、元々転職をしたい人たちが集まっているわけです。
つまり現在、勤めている会社に対し、なにがしかの不満を持っているわけで、必然的にこのような結果になったのでしょう。
定年後の働き方 選ぶ理由
定年後の働き方を選ぶ上で重視することになると、これでも複数回答ありと思いますが、
1位(62%)生きがい/やりがい
2位(61%)経験/キャリアを活かす
3位(59%)収入
4位(44%)働き続けられる
5位(35%)社会貢献
となっています。
僕は、現在フリーランスでアルバイトという立場ですが、やりがいがあって長く続けられ、収入も見込める、ということを考えて働いています。
フルーランスでは、アフィリエイターですが、これは今は月数万円ですが、大きく稼げる可能があります。
また、アルバイトは2つ掛け持ちですが、共に年齢制限はなく、少なくても75才までは働けます。
この調査から、定年後は、経験が活かせ、やりがいがあり収入もそこそこある企業に再就職すると考えたから見えてきます。
かなりハードルが高いと思います。
30代からそれを目指せば出来るかもしれません。
最後に
まず、今回取り上げた調査から見えてくることは、定年後、つまり60代からも長く働かなければいけないという考え方が浸透しているということです。
それならその予備軍の50代という年代が、とても大事なってくると思うのですが、キャリコネニュースでは、毎回のように働かない中高年の記事が出てきます。
次回以降は、その辺の考えたいと思います。