重松清一覧

定年ゴジラの感想 現代とのギャップで読み進むのがつらい

「定年ゴジラ」重松清著が、読み進まない、というよりも 現代とのギャップで、読み進むのがつらいかもしれない。 というのも、この小説は、1998年に世に出ているが、 主人公の山崎さんはこの年で60才で定年になったので、 1938年(昭和13年)ということで、年金もしっかりもらえる世代なのです。 だから定年後、再就職しなくてもなんとか生きて行けた時代のです。 つまり何もしたくなければ、家でTVでもみていいぇも良かった時代なのです。 一方、約20年後の現代は、定年後もしかり働かなくてはいけない世代なのです。 みなさん、どっちがいいですね」。

五木寛之「新老人の思想」青年は老人になり荒野をめざす

僕は、1957年生まれなので、70年代がまるまる青春でした。 その時出会ったのが五木寛之氏の小説。 当時まだ30代だった五木氏の小説は、思春期の僕に大きな影響を与えました。 「青年は荒野をめざす」「青春の門」などの青春物、「さらばモスク愚連隊」「青ざめた馬を見よ」などのロシア物。 進学校でない高校に通っていながら五木氏と同じ早稲田大学に行ったのも、仕事で何度もモスクワに行ったのも五木氏の影響の表れでした。 そしていま五木氏は85歳。ご健在で精力的に仕事をされています。 自分の思いを後世に残したいという熱いお気持ちで数々の著書を出されています。