ベートーヴェン 誕生日とミサ・ソレムニスはブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
]]>ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)は、197年前の3月26日ウィーンで死去。57歳でした。
『大作曲家たちの履歴書』三枝成彰著によると、身長160cm弱、剛髪、褐色の瞳、デコッパチ、骨太で左利き、性格は不器用、短気、良くも悪くもエゴイストなどと記されています。
ピアノの名手で若い頃は、貴族のお嬢様たちのピアノ教師などして楽しくやっていたようだし、女性にはもてたとも言われています。また生涯支えてくれた貴族などもいて、孤高の人ではなく、人好きのする人だったのではと僕は思います。
ただ後半生は耳の疾患から気難しくなったのだろうと思います。
なんと言っても鋼鉄の意志を持ち、お金にも厳しかったようですから、その何分の一かの強さを彼を慕っていたシューベルトが持っていたらと考えると残念です。
今、5月末のコンサートに向けて「ミサ・ソレムニス」を練習しています。この作品は第九と同時期の50代半ばの作品ですが、ミサ曲の常識を超越したリズム感溢れる激しい内容を持った作品です。改めて凄い人だったんだと歌いながら心を震わせています。
さーて、ベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』の名盤と言えば、20世紀の巨匠オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管他の歴史的名演。
昨年没後50年ということで、クレンペラーのオペラ&宗教的作品録音全集が出ました。
ベートーヴェンのミサ・ソレムニスはその中で収録されています。
ワーナークラシックス・リマスター・エディション2 (オペラ&宗教的作品録音全集) オットー・クレンペラー 、 フィルハーモニア管弦楽団 、 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
先行して発売された《シンフォニック作品&協奏曲作品録音全集(95CD)》に続き、この《オペラ&宗教的作品録音全集(29CD)》とのボックスを合わせて《オットー クレンペラー/ワーナークラシックス・リマスター・エディション》の全体が形成されます。これは、偉大なるクレンペラーのワーナークラシックスが現在権利を持つカタログの全てです。元々は 旧EMI コロンビア、HMV、エレクトローラ、パーロフォンのために録音されたものです、今回の《オペラ&宗教的作品録音全集》では、「魔笛」と「さまよえるオランダ人」は2017年にアビイロード・スタジオにおける十分なリマスターが行われたため、またドキュメンタリーサウンド、リハーサルなどは除き、オリジナル・マスターテープ、または入手可能な最良のソースから、2023年Art & Son Studioにおいて新たに24bit/192kHzでリマスターされたもので、バッハ、ベートーヴェン、ブラームス、ヘンデルの宗教的作品に、ベートーヴェン、モーツァルト、ワーグナーのオペラを収録しています。
オットー・クレンペラーは、オペラの演劇性とオラトリオの精神性の両方を深く愛しており、彼が生涯をかけてこのレパートリーについて考え、経験した成果となっています。
モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」録音のリハーサル、クレンペラーのオペラ公演で歌ったアーティストの回想録などを収録したボーナスCD(CD16)も収録。
ベートーヴェン 誕生日とミサ・ソレムニスはブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
The post ベートーヴェン 誕生日とミサ・ソレムニス first appeared on おじさんは荒野をめざす.]]>ローマの休日 動画配信はブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
]]>オードリー・ヘプバーン主演の『ローマの休日』が、日本で公開されたのが1954年4月27日のことでした。
この映画は、前年1953年のアカデミー賞で、オードリー・ヘプバーンの主演女優賞以下、3賞を受賞しました。
日本では、54年同年に主演2作目の『麗しのサブリナ』も登場し、細身のズボン、トレアドル・パンツとぺたんこのサブリナ・シューズ、サブリナ風に眉を太く描き、髪を短くしたボーイッシュなスタイルが流行りました。
僕の両親が、ヘプバーンより数歳年下で、結婚前に一緒に映画を観に行ったと話していました。
しかし、僕自身は、ヘプバーンの若き日の映画を観たのは、ずっとあとの中年になってかからで、それまではヘプバーンの後期の作品にしか接しておらず、やせぎすのおば様というイメージでした。
ところが、自分で『ローマの休日』と『ティファニーで朝食を』のDVDを買って観ている内にすっかりオードリーの虜になってしまいました。
ストーリーは、ヨーロッパ親善旅行中の某国の王女が、連日の公式スケジュールにうんざりして、夜のローマの街に忍び出して、そこでアメリカの新聞社の記者と知り合うというものです。
アメリカには王室がないのでこんなパターンが好かれるようです。
だから下手すると陳腐な作品になりがちです。
しかしこの作品では、通常セットで行う撮影もローマ現地で行うなどロケに拘ったことです。スペイン広場や真実の口をはじめとするローマの名所は、当時まだ海外旅行が珍しかったこともあり憧れとなりました。
そして何と言ってもオードリー・ヘプバーンの魅力が作品の質を高めました。
女性たちは、オードリーのファッションに敏感に反応し、男性たちはそのチャーミングな容姿と仕草の虜になってしまいました。
僕はイタリアはミラノに立ち寄っただけで、もちろんローマにも行ったことがありません。死ぬ前に一度行きたい場所です。
製作・監督:ウィリアム・ワイラー
出演:オードリー・ヘプバーン、グレゴリー・ペック、エディ・アルバート、ハーコート・ウィリアムズ
1953年製作・アメリカ合衆国
ヘプバーン初主演のアメリカ映画。オスカー3部門受賞
————————————————————————
本ページの情報は2024年3月時点です。
最新の配信状況は U-NEXT サイトにてご確認ください。
————————————————————————
ローマの休日 動画配信はブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
The post ローマの休日 動画配信 first appeared on おじさんは荒野をめざす.]]>モーツァルト ピアノ協奏曲第21番が完成した日はブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
]]>今から239年前の今日、ウィーンで素晴らしい名曲が生まれました。
ただ作曲した本人は、それが200数十年後の極東にいる一人のおじさんのブログのネタになるなんて当然まったく思っていなかったし、頭の中は翌日に控えた演奏会のことでいっぱいだったと思います。
1785年3月9日、W.A.モーツァルトは、自身の21番目(出版順)のピアノ協奏曲を書き上げました。書き上げたと言うことは、オーケストラ譜も全て完成されたことだと思います。
ピアノ協奏曲第21番ハ長調k.467。
そしてこの作品は、翌日の3月10日にウィーンのブルク劇場において自身の演奏で初演を行われました。
多分ピアノと指揮はモーツァルト自身で行ったとして、オーケストラはほぼ初見だったのではと思います。
まさに綱渡り的演奏会。
それもこの演奏会は、自分で企画した予約演奏会なので仕方ないですが、そんな中でも後世に残る大傑作を作曲するのですから、モーツァルトは天才しか言いようがありません。
さて、この作品の第2楽章は、1967年のスウェーデン映画「みじかくも美しく燃え」に使われて有名になり、知らないうちに聴いたことがある人も多いと思います。
映画は、1889年にスウェーデンで起きた実際の事件をベースにしたメロドラマ。妻子のある軍人と女芸人の許されぬ恋と逃避行、その果てに待ち受ける運命を哀感たっぷりに映し出すもの。
まさにモーツァルトの35年間の生涯は本人は全く望んではいなかったと思いますが「みじかくも美しく燃え」的なものに思われて仕方ありません。
おすすめのCDは、2012年に内田光子さんが、クリーヴランド管を弾き振りした録音がいいです。
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト – Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
ピアノ協奏曲第21番 ハ長調 K. 467
Piano Concerto No. 21 in C Major, K. 467 (cadenza by M. Uchida)
1.(15:42) I. Allegro maestoso
2.(06:46) II. Andante
3.(06:47) III. Allegro vivace assai
total(29:15)
内田光子 – Mitsuko Uchida (ピアノ)
クリーヴランド管弦楽団 – Cleveland Orchestra
内田光子 – Mitsuko Uchida (指揮)
録音: 5-7 April 2012, Live recording, Severance Hall, Cleveland, Ohio, United States
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第9番≪ジュノーム≫・第21番 内田光子
第1弾『ピアノ協奏曲第23番・第24番』がグラミー賞を受賞し大ブレイクした内田光子とクリーヴランド管弦楽団によるモーツァルトのピアノ協奏曲シリーズ。第3弾となる今作はモーツァルト21歳の時の傑作第9番≪ジュノーム≫と、第2楽章が映画で使われたことでも有名な第21番。内田光子がもっとも信頼するオーケストラのメンバーたちと共に、今回も至福のモーツァルトが響きわたる。
モーツァルト ピアノ協奏曲第21番が完成した日はブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
The post モーツァルト ピアノ協奏曲第21番が完成した日 first appeared on おじさんは荒野をめざす.]]>確定申告を送りましたはブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
]]>昨日確定申告書を郵送で提出しました。
2月中にやりたかったけど1週間ほど延びました。
領収証を整理しているとどういうわけか猫のよしおがやってきて、領収証で遊びだし、ぐちゃぐちゃにして行ってしまう。
それで、まっ明日でいいやってことで延び延びになってしまったのです。ははは猫のせいにしている😅
さて2023年は個人事業主になってもっとも収入があった年でした。というのも約半年間やったチラシ配りのためで、ネットビジネスは変わらずです。いや10%ダウンだ🥲あかんやないか!
でも年金も満額を受給するようになった年でもあるので、追加納税が発生しました。いままで確定申告で追加の納税をしたことがないし、しかも納付期限が3月15日。翌日から延滞金が発生するとのこと。ちょっと焦りましたが、国税庁のHPをみるとやり方がいくつか記されています。
僕は、国税庁のHPでコンビニで納付できるQRコードを作成し、コンビニで支払いました。ただ利用できるコンビニがファミマとローソン系だけ。しかも対応機器が設置してある店だけなので、少し遠くのファミマに出向きました。
やっぱ、来年から絶対E-TAXにしようと心に決めた1日でした😆
確定申告を送りましたはブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
The post 確定申告を送りました first appeared on おじさんは荒野をめざす.]]>小澤征爾とバーンスタイン 小澤氏没後1ヵ月に思うはブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
]]>時々、物事の通りは、何気ない時にハッとして思うことがあります。
そっか、そんなことだったのか!と他人にとってはどうでも良いことが、自分にハッと気づくことがあります。
小澤征爾さんが、2月6日に88歳で亡くなって1ヵ月になりました。
その間、小澤さんの残してくれた録音をいくつか聴いたり、小澤さんと親交のなった作家の村上春樹さんの作品をいくつか読んでいると、そっか、そういうことかと思い至ったのです。
コミュニティの読書会で村上春樹氏の短編集『レキシントンの幽霊』がスタートしました。村上さんの作品への好き嫌いが色々あって面白く楽しい会となりました。
その後、自分のブログのためバーンスタイン&NYフィルによるベートーヴェンのミサ・ソレムニスを聴いていて、ある思いが湧き上がってきました。
小澤征爾さんは、1961年にNYフィルの副指揮者になり当時の音楽監督だったバーンスタインに師事しています。しかし、音楽的には小澤さんはバーンスタインとは逆のスタイルです。
そして小澤さんと村上さんは親交がありました。村上さんの著書『古くて素敵なクラシック・レコードたち』では、小澤さんのLPを数枚愛聴盤として紹介しています。
そしてここで僕ははたと気づいたのです。小澤さんの音楽と村上さんの文章は似ている!
上記の村上さんの音楽エッセイの続編に『更に、古くて素敵なクラシック・レコードたち』がありますが、そのp33からのベルリオーズの幻想交響曲の項でバーンスタインと小澤さんの演奏の違いについて次のように記しています。
“バーンスタインはもともと「話を作っていく」タイプの指揮者で、それがプラスに出る場合もあれば、マイナスに出る場合もある。”、”しかしもちろん「このこってり感がたまらない」という方がいらっしゃても、僕としてはとくに異議はない”
“小澤征爾はそれとは逆に、ベルリオーズの音楽の妄想性みたいなものをきれいに均した演奏を繰り広げる。”、”こってり感はほぼ皆無だが、演奏の質は文句なく素晴らしい。薬味も必要十分、しっかりきいている”
なるほど、そういうことかとここでハッと気づいたのです。
村上さんの乾いた文体は、まさに小澤さんの音楽と共通していると感じたのです。しかも”薬味も必要十分、しっかりきいている”ようなのです。
小澤さんの創り出す音楽も村上さんの書く文章も質の高いものだと思います。
しかも格調が高く、端正で整然としている。でも接して感じるのは、なにか気取っているのではないか、いや逆にあっさりしすぎているのではないか、いや変に拘っているのではないかと感じてしまいます。
しかし、全体から感じる印象が感情的でウェットなものではなく、もっと客観的でドライなものなのです。
そしてそこに村上さんの言う薬味が効いているのです。
それを知るには、僕は小澤さんの音楽も村上さんの作品もまだまだ深く接していません。
この二人の作品をより深く知っていくことは、これは楽しい知的冒険になりそうです。
小澤とバーンスタインの違いが分かりやすいCDを紹介したいと思います。
まず前出のベルリオーズの幻想曲のCD
パリのアメリカ人~ バーンスタインONFレコーディング&コンサート
《バーンスタイン生誕100周年記念~初出音源も収録!》
バーンスタインが1976年に、フランス国立管弦楽団と旧EMIレーベルに遺した「ベルリオーズ」と「ミヨー」、ロストロポーヴィチとの「シューマン:チェロ協奏曲」「シェロモ」、ワイセンベルクとの「ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番」の全5枚分のアルバムを収録。
ベルリオーズ:幻想交響曲 小澤征爾 、 サイトウ・キネン・オーケストラ
村上氏が、著書で取り上げているLPレコードは、ボストン響を振ったもので、残念ながら現在廃盤中のようです。
これがそれよりずっと後の演奏。
小澤征爾が5年ぶりにオーケストラ・コンサートを指揮した2014年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本(現セイジ・オザワ 松本フェスティバル)のプログラムに選ばれたのは、小澤征爾が得意とする《幻想交響曲》。演奏者と指揮者の固い結束が音楽となり、尋常ならぬ盛り上がりを見せます。
約50分に渡る大作を指揮した演奏は、マエストロ自身が「オーケストラが素晴らしかった!」と称賛するほど圧倒的な演奏でした。
マーラー:交響曲第2番≪復活≫ レナード・バーンスタイン 、 ニューヨーク・フィルハーモニック
マーラーの交響曲第2番は英雄の死と復活をテーマに、生きることの意味を追求する哲学的な内容を持った交響曲。
怖れと甘美さ、戦慄と優美な憧れといった両極の感情が内在する作品で、終楽章は最後の審判と復活を描いた一大叙事詩となっています。
バーンスタインが長く音楽監督を務め、桂冠指揮者の称号を受けたニューヨーク・フィルハーモニックを指揮した演奏です。
マーラー:交響曲第2番≪復活≫ 小澤征爾 、 ボストン交響楽団
戦慄と憧憬、恐れと甘美さといった両極端の想念が混在した、生や死の意味を考察した哲学的な内容をもつマーラーの交響曲第2番は、大規模な管弦楽を用いて死や復活をテーマにした野心的な意欲作です。
小澤征爾とボストン交響楽団による緊迫感に溢れた壮大なスケールのこの演奏は、蓄積されたエネルギーが終楽章で一気に爆発し白熱の高揚感をもたらします。テ・カナワとホーンというふたりの名歌手も感動的な演奏に花を添えています。
小澤征爾とバーンスタイン 小澤氏没後1ヵ月に思うはブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
The post 小澤征爾とバーンスタイン 小澤氏没後1ヵ月に思う first appeared on おじさんは荒野をめざす.]]>人生65歳から いつからでも人生じゃない?はブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
]]>僕が所属するコミュニティーのメンバーへのメッセージです。
ノブさんは、僕と同い年の男性です。
また会社員を続けていて今年の6月まで続けて、その後退職だそうです。
ノブさん、ブログ拝読しました。
まずは43年間お疲れ様でした。僕は一浪一留なので82年4月入社です。で60歳定年で1年10ヵ月の再雇用を経験したので37年4ヵ月間の会社員人生でした。
ただ個人事業主に再雇用時代から始めたのでもう6年目です。みーやん、潤ちゃん、ハーレー君は3年目から目が出るとおっしゃっていますが、僕はあきません。
でも好きで続けているし、死ぬまでやりたいと思っています。こんな人もいます😁
また家具店の仕事も面白くてこちらも倒れるまで続けます、まあこんな人もおります😆
“お金のことや健康のことを心配しても仕方なく、残りの人生なるようにしかならない!と、最近は開き直っています”っていいですね。
全く共感です。先のことはどうなるか誰も分かりません。出来る時にやってお金も使える時に使うようにしています。
これから取り組んでいきたい5つのことは、ぜひトライして頂きたいと思います。
これだけバラエティーに富んでいるなんて素晴らしいです!
個人相談、企業内役職定年者及び再雇用者の活躍支援、飲食店経営アドバイスなどは、自分が出来ない分、得意なことを活かされるといいと思います。
なお、我が家は結婚当初から財布は2つで、会社員時代は、妻の口座に定額入れていました。退職後2年ほど妻の方が収入が多かったですが、年金が受給され現在は同じくらいと思います。
ただ僕はマイナスにならなきゃいいと使っているので、しっかり貯めている妻に捨てられないよう家事はしっかりやっているつもりです^^
人生65歳から いつからでも人生じゃない?はブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
The post 人生65歳から いつからでも人生じゃない? first appeared on おじさんは荒野をめざす.]]>垣谷美雨 後悔病棟 audibleはブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
]]>『後悔病棟』垣谷美雨著を読みました。いや、いつもながら読んだというよりもaudibleで聴きました。
このシリーズは、3作あり、この作品のあと『希望病棟』『懲役病棟』と続きます。どれも神田川病院を舞台にしています。
ただ、主役を演じる医師は全て女性で、第1作の『後悔病棟』は、早坂ルミ子ですが、第2作と第3作と別の意志が活躍!?します。
神田川病院に勤める美人で優秀な女医早坂ルミ子33歳。
ただ彼女には、困った欠点があるのです。
空気が読めず、鈍感なのです。
だから末期がん患者を担当しているが、そのドライな発言で、患者の家族を怒らせることもあった。そんな彼女は陰では「患者の気持ちを読めない医師」とささやかれていました。
密かに自分の欠点に悩んでいた彼女は、ある日、中庭で一つの聴診器を拾いました。
見かけはなんの変哲もない聴診器。
しかし、それには不思議な力があったのです。その不思議な聴診器を患者の胸にあてると患者の心の声が聞こえてくるのでした。
余命いくばくもない患者たちは、みんな「過去に戻って、もう一度、人生をやり直したい」と後悔しているようなのです。
そしてその声に従って、患者の後悔に寄り添うルミ子。いつしかルミ子は、患者の気持ちが一番わかる医師へと成長していく、ようです???
この作品、すっごく面白いです。著者の初期の傑作『リセット』を読んだ人には特にハマると思います。
SF調なところも似ていますね。
ドラマ化するならルミ子は、やはり綾瀬はるかさんがいいですね。天然ぽいところが合っているかもしれません。同僚でいつもルミ子を助けるイケメン医師岩清水は、高杉真宙君がいいかなとも思います。
機会があったらぜひ読んでみてください^^
垣谷美雨 後悔病棟 audibleはブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
The post 垣谷美雨 後悔病棟 audible first appeared on おじさんは荒野をめざす.]]>ハイデッガー 先駆的覚悟はブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
]]>僕はテレビをあまり観ないラジオ派です。
でもTV番組で好きなものがいくつかあります。そのひとつが、Eテレの『ロッチと子羊』(毎週木曜午後8時から、再放送:毎週日曜午前0時から)
↓
『ロッチと子羊』
ロッチの二人が、ゲストを招いてその悩みを聴き、それを哲学で解決しようという番組です。哲学解説が小川仁志氏(山口大学教授)。
これがめっちゃ面白い!
2月29日(木)の放送では、ロッチの芸人仲間の後輩キューティー上木が、「努力をしても変わらないのではないか」と悩みを打ち明けます。それをロッチの二人が、同情したり突っ込んだり茶化したりする。そして小川教授の登場。
小川教授が持ち出したのが、ドイツの哲学者ハイデッガー(1889-1976)の考え方。
それは、
人がよりよく生きるには「先駆的覚悟」が必要なのだ、というもの。
つまり人生が有限であることを覚悟する必要があるというものでした。
相談者のキューティー上木(45歳)は、芸人としてより上を目指したいと思いながら、現実では何をしていいかわからない、と悩んでいる。
そこで80歳になった自分を登場させる。80歳になった自分は45歳の自分になんて声を掛けるだろうか?を想像する。
80歳の自分は、ネタをもっと作らないといけないよ、などいろいろ語ってくる。そしてその語ってくれることが今の自分がやることだと気づくというもの。
僕がいつも自分自身に語っている「過去に囚われず、将来を考えすぎず、今を大切に生きる」ということに通じていると思ったのです。
僕はこの番組を観るまで、ハイデッガーの存在もそんな考え方があることも知りませんでした。
僕の場合は、今際の際の自分が、今悩んでいる自分になんて声を掛けるかということを選択を迫られた時に自然にやっていました。ただこれも50代も半ばになってからです。それまでは会社の仕事があまりにも忙しすぎで思考がそこまで回りませんでした。
そしてここで気付くのです。今際の際の自分と現在の自分の距離が少しずつそして確実に近づいていることを。そしてそれが一致した時に自分に対して一言「お疲れさん」と言えたらいいなと思っています。
ハイデッガー 先駆的覚悟はブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
The post ハイデッガー 先駆的覚悟 first appeared on おじさんは荒野をめざす.]]>帽子 衝動買いはブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
]]>僕はあまり衝動買いはしない方だと思います。
が、昨日初めて立ち寄ったお店で毛糸のキャップを買っちゃいました。
柴犬のワッペンが可愛いので買っちゃいました。
なんせ僕の頭は冬寒いので必需品なのです😁
もちろんいくつかは持っています。
今年もユニクロでオレンジのものを2つ買いました。
バイト先が入っているSCに9日帽子屋Flavaというお店が出店いたのです。
昨日たまたま前を通りかかり、あれこんな店があったんだ、と店員の方に話しかけると、
2月9日にオープンしたばかりですということでした。
帽子専門店だから、価格もそれなりで安くはないかなって思いながら、
そんなに広くない店内を見て回りました。
そんな中で、柴犬君がワッペンが縫い付けられている毛糸のキャップを見つけたのです。
で、可愛いので買っちゃいました。
帰宅して猫たちに見せると「なんで猫じゃないんだよ」と全く興味を示さず。
ごめんね、猫のはなかったんだよなぁ。
よしおのシカとするような視線がいじらしい。
帽子 衝動買いはブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
The post 帽子 衝動買い first appeared on おじさんは荒野をめざす.]]>なごり雪 発表会はブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
]]>今度仲間と『なごり雪』を演奏することになった。
女性のピアノ弾き語りに別の女性がハモりでヴォーカルで入り、男性二人がヴァイオリンとギターで参加するというメンバー構成。
先日オンラインで合わせてなんとかできそうでホッとした。
『なごり雪』はイルカさんのヒットで有名に昭和の名曲。
1974年3月に発表されたかぐや姫のアルバム『三階建の詩』に収録されていた曲。
『三階建の詩』
1.人生は流行ステップ
2.22才の判れ
3.あの日のこと
4.南風知らん顔
5.君がよければ
6.赤ちょうちん
7.雨に消えたほほ笑み
8.うちのお父さん
9.なごり雪
10.おもあえのサンダル
11.この季節が変われば
12.こもれ陽
オリジナル発売日:1974年03月05日
このアルバムには『22才の別れ』も収録されていて、どちらも伊勢正三さんの作詞・作曲。どちらかというと南こうせつさんの陰に隠れていたような印象だったが、一躍注目されるようになったと記憶する。僕もクールな雰囲気の伊勢さんのファンだった。
今回のため久し振りにギターを取り出して練習を始めた。
ギターは小さい音でも楽しめるので、夜でもそれほど近所に気兼ねすることがないのでいいし、猫たちも逃げたりしない。
夜中に新大久保駅近くの三畳一間の下宿で、ギターを弾いて寂しさを紛らわせていた47年前を思い出す。
あの頃、一緒にバイトしていてちょっと好きだったWちゃん元気かな^^告白できなかったし;–
『なごり雪』を弾いているとそんなノスタルジックな気分になるのです。
※画像は、昨年3月20日に次女の卒業式の後、彼女と一緒に見た神田川(都電早稲田駅近く)
なごり雪 発表会はブログ、おじさんは荒野をめざすに掲載された記事です。
The post なごり雪 発表会 first appeared on おじさんは荒野をめざす.]]>