大雨の千葉の印西から横浜の都筑まで、妻との帰宅劇80キロ

日記
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こんにちは、こめまるです。

2026年8月13日、千葉で記録的な大雨災害がありました

横浜市在住の僕は、普段なら大変だなあと同情こそすれど他人事的にとらえて、せいぜい印西に住む長女に、大丈夫?なんて連絡する程度。


2026年8月14日の東京新聞第一面

ところがこの8月13日の大雨は、僕と妻は、当事者にしてその大雨の中で横浜の自宅にかえるべく悪戦苦闘していたのです。

「大雨の千葉の印西から横浜の都筑まで、妻との帰宅劇80キロ」というタイトルで記事を書いてみます。

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千葉に大雨がやってきた

この日8月13日は、前々から印西市に住む長女宅に妻と遊びに行く予定でした。
横浜の都筑区にある自宅を出たのが午前8時ころ。

気温は30℃に届かず、過ごしやすい日となるな、と思い、Tシャツの上に、長袖のニットのパーカーという恰好で家を出ました。

ただ雨の予感はあったので、靴は雨の少しは耐性のあるニューバランスのスニーカーを履き、折り畳みの傘をリュックに入れました。

印西で雨が降りだす

いろいろ手土産などもって、僕はもうすぐ4歳の孫に、自宅で羽化したカブトムシとオオクワガタも1匹ずつ持って訪問。

2か月半ぶりに会う孫は、少し大きくなっていて、一緒に仮面ライダーごっこしたり、お昼は、近くの回転ずし店に行ったりして楽しみました。

そんな中、雨は午後2時ころより断続的に降りだしてきました
その様子を見ながら、このまま降り続ければ電車が止まるのではとふと不安がよぎりました。
かといって、早く帰ろうと妻を促さなかったのは、どこかでそのうち止むだろうという楽観的な考えもあったのです。

でも、なんせ横浜の自宅までは2時間半近くは掛かる。
しかもお腹を空かした猫たちも待っている。
17時前には、そろそろ帰ろうかと妻にいい、妻がスマホの検索サイトで帰りの電車時間を調べてくれました。
では17時15分くらいに出ようか、ということで、長女の夫に駅まで送ってもらいました
出るときには、長女とだっこされた孫にバイバイしながら。

印西駅ですでに遅れが

ところが印西牧の原駅では、すでに北総線に遅れが出ていました。
そこで妻には、とりあえず来た電車にと乗り込もうと促し、一緒に乗り込みました。

ところがこの電車が、京成線の新鎌ヶ谷まであと2駅の白井駅で止まってしまったのです。

大雨のため運行が困難なため回送になりますから降りてください、と車内アナウンスが流れました。
しぶしぶホームに出る乗客たち。
ホーム上でも、構内アナウンスが断続的に流れ、大雨のため安全が確保できないため、運転を見合わせる。
雨が小降りになって、安全が確認でき次第、運転再開する。
ただ、いつ再開するかは見通せず、という内容が、担当者が交代で何度も流れていました。

その内、車内を開放するので、そこで休んでくださいというアナウンスで、乗客の多くは、再び車内へ。
僕と妻も車内で、運転再開を待って本を読んだりしていました。

ただ待つだけでは先に進めない。
そこで1時間ほど経ったところで、娘の夫さんに連絡して、白井駅から新鎌ヶ谷駅まで送ってもらえないかと相談。
もちろん車の安全を確保してが条件だが。

彼は快諾してくれたが、結局途中に冠水しているエリアがあり断念
この時点ですでに冠水でエンストしている自動車が出ていました。

待つよりも動いてみた

その後も大雨は止まず、運転の再開のめどは立たずという状況でした。
時間だけが刻々と過ぎ、すでに3時間以上待機状態。

また雷も凄かったです。
近づいたと思ったらまた離れるという、雷雲が行ったり来たりという状況でした。
また消防車のサイレンなども何度か聞こえました。

そんな状況下で、車内にいると次第に不安も大きくなってきます。
僕は座っているのも辛くなり、ホームや改札を出たりして情報を求めて歩き回ったりしました。

その時点で唯一心配なのは、家で留守番している猫たち。
お腹すかしてるだろうなと思い、今度は調布に住む次女に連絡して猫にエサやってほしいと頼みました。
次女は、前日海外から戻ったばかりでしたが、しぶしぶ承知してくれました。

新鎌ヶ谷駅まで歩こう

そんな中、妻から「新鎌ヶ谷駅まで歩こうか。ここで待っていても仕方ない」という提案がありました。

距離にして約5.6km。
僕らの足なら70分から80分で行ける。
しかも幸いにも21時過ぎには、雨も小降りになってきていました。

ということで雨の中、スマホのナビを頼りに新鎌ヶ谷駅を目指して歩き出しました。
幸いだったのは、北総線に沿って、川の土手にあるような歩行者専用の道路が続いていたことです。
しかも雨は降り続いていましたがかなり小降りになっていたことも良かったです。
また目的地に近づくに従い、多分新鎌ヶ谷駅から歩いてきたと思われる何人もの人たちすれ違い、元気をもらいました。

目的地に着いたことには着いたが

白井駅周辺から比べると新鎌ヶ谷駅周辺は都会でした。
しかし、残念なことに京成本線も止まっていたのです。
ここまでくれば何とかなるとここまで来れば、何とかなると思っていただけにがっかりしました。

駅員は、マイクで鎌ヶ谷市役所への避難をすすめていました。


※駅員から渡された新鎌ヶ谷駅周辺の地図

すでに11時近く。
今晩は、鎌ヶ谷市役所に泊まるかとの思いもよぎりましたが、やはり帰りたい。

その時点で、唯一動いていたのは京成松戸線のみ。
そこで妻と相談して、動いている松戸線に賭けてみることにしました。

駅員に尋ねると松戸までは乱れているけど動いている、その先の常磐線も動いているらしい、ということでした。

これは行ってみないとわからないな、ということで京成松戸線に乗り込みました。
久しぶりに動いている電車に乗った気分。
ここで僕のスマホがバッテリー切れ。
新鎌ヶ谷までのナビでかなり消費してしまったらしい。

松戸から新たな展開が

よくぞ京成松戸線が動いてくれたと思います。
松戸駅に着いてみると、常磐線はダイヤがかなり乱れていましたが、上野行きが動いていました。

しかし、そこで目に入ったのが、千代田線の代々木上原行の「まもなく電車がきます」の点滅。
これに乗れば、表参道で田園都市線に乗り換えてあざみ野まで行けるかも、と期待して待ちました。

ところが案内の点滅がしているだけで、代々木上原行は全く来ないのです。
そうしたら向こうホームに上野行きがやってきました。
ああ、乗れない。
しかし、幸いにも時間を置かず再び上野行きが来ました
これに二人でダッシュで飛び乗りました。

北千住までか上野までか

車内では、北千住で降りるか、上野まで行くかで頭を悩ましました。
妻のスマホで色々検索。

この時点で、タクシーで2千円前後で帰られる、あざみ野、日吉はあきらめていました。
次の候補は新横浜か横浜か。

しかし、ここでも意地悪く緊急停止信号で上野行きが止まってしまいました。
5分、10分と止まったまま。
一瞬上野に泊まろうかなとも思いました。

山手線か京浜東北線か

結局、上野には午前零時すぎに到着。

ここで山手線か京浜東北線かに迷いました。
結局僕らが選択したのは、京浜東北線で蒲田まで行って、そこからタクシー

僕らが乗った電車は終電でした。
蒲田ではタクシー待ちの長い列。
午前1時を回ってようやく乗れて、なんとか午前2時前には自宅に到着できた。
タクシー料金は、1万円弱。

二人でどこかに宿泊するよりは安かったのではないかと思います。
何よりも翌日まで時間を引っ張らなくて良かったです。

妻と二人、あーだこーだと言い争いながらも、なんとか無事に帰宅。
もう布団に入っていた次女と猫たちの顔を見てほっとしました。

まとめ

全く予期していなかった、妻との大雨の中の帰宅劇でした。

翌日以降の新聞や報道を見るにつけ、亡くなった人も出たほどの大災害だったと知り、よく無事だったなと改めてホッとしました。

一人ではくじけそうなこともありましたが、妻と一緒で本当に良かったと思います。

一番大きなポイントは、北総線の白井駅から、新鎌ヶ谷駅まで歩いたことだと思います。

白井駅では全く身動きが出来ませんでした。
一方、新鎌ヶ谷駅は、京成線のハブ的拠点で、選択肢が一気に増えたことは良かったです。

白井駅から歩くという発想は僕にはなかったので、それを提案した妻に感謝です。
また協力してくれた次女や長女の夫さんには感謝です。

今回二人でひとつの困難を乗り越えたことは、二人の信頼関係を深め、今後の生活の糧になってくれることと思います。



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