高橋大輔選手の復帰から学ぶ 定年後の働き方 お金じゃないんだよ

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フィギュアスケーター高橋大輔選手が、

4年ぶりに現役に復帰し、

先日行われた2018年全日本選手権で

見事2位に入り、表彰台に立ちました。

 

本人も「俺が2位なの!?」と驚いていましたが、

正直な気持ちだったと思います。

 

そしていろんな憶測も飛んでいますが、

その権利がありながら世界選手権を辞退しました。

 

その辺は本人でしかわからない部分ですが、

僕は、この高橋大輔選手の姿勢に、

定年後の働き方のヒントを見たように思います。

そこで、高橋選手の行動を見て、

僕なりのに学べる点を考えたいと思います。




高橋大輔選手に見る、下り坂になった選手の悲哀

高橋大輔選手のピークは、

2010年バンクーバーオリンピックで

銅メダルをと時ではないかと思います。

なんといってもこの2010年は、フィギュアスケートの世界王者にも輝きました。

1986年生まれですから24歳の時です。

 

そして次の2014年のソチオリンピックでは、

予選からすると難しいポジションでしたが、

過去の実績を買われ出場しましたが、思うような成績を上げられず、

その年の10月に引退しました。

 

高橋選手は28歳になっていました。

 

ちなみにオリンピック2連覇を果たした

羽生結弦選手は現在24歳です。

 

超人的な瞬発力や持続力を必要とする

ハードなスポーツフィギュアスケートのピークは、

過去の選手を見ても20歳前後からせいぜい20代中頃ではと思います。

 

だから高橋選手の引退は、体力の限界と誰もが思うような年齢でした。

高橋大輔選手と「終わった人」の主人公田代壮介の共通点

僕は、高橋大輔選手の復帰宣言を聞いて、

内館牧子著「終わった人」の主人公田代壮介を思い出しました。

>>> 終わった人 (講談社文庫)

高橋選手は、現役引退、田代壮介は定年退職。

年齢も形態も違いますが、一旦、やっていることから身を引きました。

そしてその後、試行錯誤があり、現役に復帰します。

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小説の主人公田代壮介は、スポーツジムで知り合った、

若き経営者に口説かれ、その会社でビジネスマンとして復帰し、

再びバリバリと働きだします。

 

つまり引退、退職後は、お互い現役時代にやり残したことを

引きずって悶々としていたのです。

 

それを解消するには、現役復帰がもっとも効果があると考えたのでしょう。



高橋大輔選手と「終わった人」の主人公が現役復帰で得たもの

断っておきますが、この文章は僕の憶測と想像です。

特に高橋選手に関しては、彼の表面上の事実だけをみて、

勝手に妄想を膨らましていますのでご理解のほどお願いします。

 

高橋選手も田代壮介も、現役の復帰に求めたものは、何だったかと考えると

楽しさ、喜び、そして生きがいだったのではと僕は強く思います。

 

お金ではなかったでしょう、名誉でもなかったと思います。

 

高橋選手は、スポーツキャスターやプロスケーターとしての

仕事を続けていた方が収入は良かったかもしれません。

田代壮介は、無理して働かなくても十分な蓄えがありました。

しかも奥さんが美容院を経営し、本人は年金ももらえる立場でした。

 

でも、それを振り切ってまで現役復帰をしたのは、

引退や定年前に得ることが出来なかったことに喜びや楽しさ、

もっと言えば生きがいを得たかったからではないかと思います。

 

高橋選手は、苦しいこと辛いことの方が、

圧倒的に多かったのではと想像できます。

よくスポーツ選手が、引退の席で、

これからは楽しんで競技をやりたいとコメントされますが、

正直な気持ちだと思います。

 

トップクラスの選手ほど、技術の追求と体調の管理で、

それこそ苦しいこと辛いことがほとんどだからだと思います。

最後に

引退後、定年後に現役に復帰する、

または仕事を続けるときは、

その仕事に喜びや楽しさを求めたいから、

または、現役時代にはその喜び、楽しみを得ることが出来なかったから、

再び、始めるのだと思います。

 

だから、会社員は定年後に働くときは、

喜びや楽しみを得ることが出来る仕事を

優先して選ぶといいと僕は思うし、

そんな仕事をやるべきだと思います。

 

僕もそのつまりで前進しています。



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