60歳 身体の衰えは「諦めること」と「治めること」が大切

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50歳を過ぎる頃から気づくことがあります。

何かというと体力の衰えです。

 

仕事をしていても、前までは残業などしても

あまり疲れを感じなかったのに、

あれ疲れたかな、と感じるようになります。

 

また、熟睡出来ずに夜中に目を覚ましたり、

朝早く起きてしまうこともあります。

 

50代の時は、まだ青かったのでしょうか?

それを治そうとする自分がいました。

 

でも60歳を過ぎると、僕はあることに気付きました。




60歳 身体の衰えは五木寛之の教えに耳を傾ける

作家で、いまはむしろ思想家という肩書が似合う、五木寛之氏。

1932年(昭和7年)生まれですから、今年で86歳。

 

どうされているのかな、と気にしていたら、

2、3か月前ほど前、NHKテレビの生出演されていて、

その元気なお姿を拝見して、僕は嬉しくなりました。

五木氏は、僕の人生の師です。

もちろん面識はないのですが、

40年以上前の高校生時代、五木氏の本を読み漁り、

 

高校は進学校でもない5年生の国立高専に通っていたにもかかわらず、

3年で中退して、五木氏と同じ大学に進学しました。

 

また、仕事でロシアのモスクワに何度も行き、

しかもソビエト連邦の崩壊の前後という貴重な時期を体験しました。

 

そんな僕も60歳になり、

最近は、五木氏の老いをテーマにした

書籍を読みながら自分の今後に人生の仕上げの参考にしたいと思いています。

孤独のすすめ – 人生後半の生き方 (中公新書ラクレ)

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さて、今日は五木氏が、2017年に

中公新書ラクレから『孤独のすすめ 人生後半の生き方』から、

健康についての考え方をご案内します。



60歳 身体の衰えは「諦めること」からはじめる

僕は、アンチエイジングという言葉好きではありません。

 

アンチエイジングとは、年を取ることに対抗するということです。

人は生き物ですから、寿命があります。

 

僕が少年の頃の昭和30年代から40年代には、

まだ人生50年と言われていました。

 

僕が尊敬するタリーズコーヒージャパンの創業者松田公太氏は、

その著書の中で、タリーズを創業したこと、

弟の死を乗り越えて事業を展開したことなど、熱いメッセージで伝えています。

すべては一杯のコーヒーから (新潮文庫)
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その中で、人生50年とした生きる、という内容が書かれていました。

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実際、現在50歳の松田氏の経歴を見ていると

そんな生き方を実践されていることを感じます。

 

でも、日本の高齢化は、過去の歴史にないスピードで進行しています。

今や人生100年時代などと言われだしています。

この言葉自体にも違和感を感じますが、

これからの日本人は、もしかして90年も100年も

生きなければお迎えが来てくれないのです。

 

かと言って人生100年もあるからとのんびり構えるわけには行きません。

生物として進化して100年生きれるようになったのではなく、

もともと100年生きることが出来た生物が、

100年生きられる環境が整ったから、その能力が発揮できるようになっただけです。

 

だから、バリバリ働ける時期も出産年齢も上がったわけではありません。

五木氏は、現在のわれわれはそんな時代に生きていることを諦めろ、

つまり明らかにしろ、老いをきちんと認識しろ、と伝えています。



60歳 身体の衰えは「治めること」が大事

僕は、50代の中頃から体の衰えを感じるようにあんりました。

目や歯や男性として機能などです。

 

老眼になり、生まれて初めて歯を抜いたり、おしっこに勢いがなくなったり、

これを老いというものかと感じるようになりました。

 

歩くのは速い方でしたが、朝に通勤時には、追い抜かれるようにもなりました。

そう感じ始めた頃は、まさにアンチエイジング、

改善したり治したと思い、ジタバタしました。

 

でも、60歳を超えた現在は、五木氏の教えに従い、

「治す」から「治める」に切り替えました。

 

つまり、老いを認め、受け入れ、不自由になったことと

付き合いながら生きて行くということです。

 

治療するというよりも「養生」という言葉が合います。

最後に

五木氏は、多分自分の使命と思われているのか、

高齢にもかかわらず、孤独のすすめ – 人生後半の生き方 (中公新書ラクレ)など、

老いに関する書籍をどんどん出されています。

 

その情熱というか使命感には、頭が下がるのですが、

また、この日本がどうなるのか見届けていきたいとも言われています。

 

衰えは、使わなくなることから進むと言いますから、

五木氏にはこれからもメッセージを発信してほしいですし、

 

僕も五木氏のエヴァンゲリストとして発信して行きたいと思っています。



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