先日、会社の定年退職して
再雇用のメンバー5名で渋谷で飲んだのですが、
僕が起業すると言うと、
一番年長の先輩が、そんなの無理だと
いきなり言い出しました。
気兼ねする関係ではないので、
どうしてですか?と聞くと、
だって、60歳になって何をするの?ということで、
起業について考えたことがない人は、
まず、自分にとって起業は無理、という先入観が働くのだと感じました。
定年後の起業 60歳を過ぎてからで何が悪い!起業者は60代が最大
実は、僕も驚いた統計があるのですが、
総務省の「就業構造基本調査」の年齢階級別起業者数によりますと
起業する年齢で最も多いのは、60代前半という結果が出ているのです。
60歳以上の起業家の割合は、この調査が始まった1979年以降、
男女ともに増加傾向なのです。
特に男性の場合、60歳以上で起業する人の割合は、
全体の35%を占めるほどになりました。
銀座セカンドライフの代表取締役の片桐美央氏は、
https://ginzasecondlife.co.jp/ <<<銀座セカンドライフHP
「私のところに相談に見える60代の方は、定年を迎えたものの引退して趣味の世界に生きるよりも、定年後も社会とのつながりが欲しいという理由で起業を考える人が多いようです。と同時に最近は50代のうちに早期退職し、起業すつ方も増えています」
と定年関連の書籍にコメントされています。
定年後の起業 60歳を過ぎてから、なぜ無理だと思うのか?
先述の飲み会で先輩が発した
「起業なんて無理」というコメントは、
一般的なサラリーマン人生を送ってきた人には当然かもしれません。
だから、定年後の約80%の人が、再雇用契約する現実があるのです。
では、なぜ無理だと思うのでしょうか?
それは何をしたらいいかわからない、というのが一番の理由だと思います。
僕の場合は、やりたいことがあるから起業したので、
起業が先にあると難しいのかもしれませんね。
※僕の場合、現在は会社勤めしながら個人事業主としても活動しています。
定年後の起業となると、僕のそうですが、
あくまで一人で、細く長くが基本だと思いますが、
ビジネスである以上、お金になることが大前提です。
つまり起業には次の3つの条件が不可欠です。
1、できること
2、やりたいこと
3、お金になること
この3つの条件を満たせば、起業できます。
定年後の起業 どんな事業で起業するか考えるステップ
では、起業する前に、何をするかか考えるステップをご紹介します。
■ステップ1:「できること」から仕事をみつける
これまでの人生で培ってきた知識、スキル、人脈を活かし、
自分にあった仕事をみつける。
知識タイプ:前職あるいは得意分野や趣味で培ってきた知識を約立てる。
スキルタイプ:前職での専門スキル、業務スキル、趣味で習得したスキルを活かす。
人脈タイプ:これまでに培ってきたネットワークを対象にしたり、入り口にする。
■ステップ2:売りたいもの、提供したいことなどがある場合は、
それに自身の強みを加えて仕事を立ち上げる。
物販タイプ:知識やこだわりのあるもの、得意分野のものを商品として売る
サービス提供タイプ:世の中のニーズに合ったサービスを提供する
場を提供タイプ:場所や情報を提供して人と人をつなぐことを仕事にする
フランチャイズ・事業譲渡:既存の仕組みを利用して起業する。
ただ、僕の個人的な意見は、
やりたいことがあることが最優先だと思います。
自分がやりたいことを続けるために起業するが一番気持ちも入るし、
長続きすると僕は思います。
例えば、
僕は会社業務で身に付けたスキルはありますが、
これはあくまで仕事だからということで身に付けたことで、
やりたいからやっているわけないのです。
僕は、まずやりたいことがあって起業することが、
一番困難に立ち向かえるし長続きもすると思います。
最後に
定年後の起業は、リストが少ないスタートが条件です。
初期投資で退職金や貯金をつぎ込むなんて、絶対ダメです!
僕は、初期投資の金額として、見込んでいる1ヵ月当たりの売上以内だと思います。
僕の場合、ネットビジネスなので、サーバー代とドメイン代、
それから塾に入っているのでその月謝で、年間でも20万円弱です。
しかも初期投資はありません。
60歳を過ぎてやりたいことがあるということは素晴らしいことですが、
収支は最低、1円でも黒字にしないといけないと思います。
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