定年後 超高齢化社会に思う これからの生き方と働き方

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10月6日から8日の三連休は、

実家富山で母の1周忌が行われ、

妻、娘二人と帰省しました。

 

もっとも横浜で生まれ育った

妻や娘たちは帰省とはい言わず、

小旅行になりました。

 

さて、台風25号の影響で、

帰りの新幹線の運行が

休止されるというアクシデントで、

 

昨晩予定していた最終便で変えられず、

現在7日午前中の便で帰る予定で、

急遽、昨晩宿泊した妹の家で、この記事を書いています。

 

しかし、まさかこの程度で運行を休止するとは思いもよらず、

昨今の台風の強大化に対する

今後のJRなど鉄道会社の対応は、

より慎重になると思われます。

 

さて、今日は長生きにすることの

リスクについて考えたいと思います。




定年後 超高齢化社会に思う 長生きも悪くない

母は、昨年83歳で他界しました。

体が弱く、60代後半から人の介助を受けないと生活できず、

70代からずっと介護施設での暮らしとなり、

最後の2年ほどは、面会に行っても僕のこともわからない状態でした。

 

一方父は、60代後半まで会社で働き、70歳で現在の家を買い、

一時母の介護で疲れていた時もありますが、

母が施設に入ってからは、その負担もなくなり、

もうすぐ85歳ですが、元気そのものです。

 

もちろん年相応ですが、自分のことは自分で出来て、

法事においても自分でいろいろ動き回っていました。

 

また、町内の老人会などで旅行に行ったりゲートボールに高じたり、

楽しく老後を過ごしているように見えます。

そんな父を見ていると長生きも悪くないな、と思うのです。

定年後 超高齢化社会に思う 日本は高齢者比率30%へ

世界保健機構(WHO)や国連の定義によると全人口に占める

65歳以上の高齢者の割合が7%を超えると「高齢化社会」、

14%を超えると「高齢社会」と定めています。

 

日本は、1970年に高齢化社会になり、1994年に高齢社会になりました。

 

そして定義では21%を超えると「超高齢社会」となり2007年に日本はその水準を超え、

あと7年後の2025年には、高齢者の割合は、30%になると予測されています。

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つまり2025年には、3人に1人は、65歳以上の高齢者となり、

僕もその一人になるわけですが、いままで国として経験したことが事態がやってきます。




定年後 超高齢化社会に思う 長生きはリスク

しかし、父は多分全体の1割程度の人で、平均では、

長いはリスクを捉えなくてはなりません。

 

このブログでも以前取り上げましたが、

60歳の男性が10名いると2割の人は60代で亡くなり、

7割の方は80歳まで生きたとしても70代前半かた75歳くらいまでに

人の介助がないと生きられなくなり、

90歳くらいまで自立できる人は1割くらいという統計を紹介しました。

 

それから行くと父はその1割に入るのかもしれません。

 

ただ、厚生労働省の調査によると、男性の平均寿命と健康寿命の差は、

2001年から2016年の調査ではほとんど変わらず、約9年の開きがあります。

 

2001年では、平均寿命78.1歳に対して、健康寿命が69.4歳。その差は、8.7歳。

2016年は、平均寿命81.0歳に対して、健康寿命は72.1歳で、その差は8.9歳。

 

つまり自分で日常生活を送るのに人の助けが必要になる期間が、約9年あるということです。

つまり長生きにはリスクが増えるということになります。

まとめ

長寿が、おめでたい、喜ばしいことと思われていたのは、

少数だったからで、それが当たり前となり、割合も多数になると、

喜ばしいというよりも負担、リスクとなるわけです。

 

当の高齢者も20年、30年前のように悠々自適などとのんびりしたことは言えず、

自分のことは自分でするよう、もっと具体的に言うと70歳以降も働くという

選択肢が自ずと生まれると思います。



 

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