定年後 同じ会社に通う寂しい人生の末路って、余計なお世話!?

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僕は、書籍やネットで、

定年後の生き方について書かれている記事を

出来るだけ読むようにしています。

 

もちろん参考にできることがないか

探しているわけで、

所詮、自分の頭で考えられることは

たかが知れているので

先人の教えや、その他、

いろいろな意見を聴いたり、見たりしながら

これから生きていく上での知識にしたいと考えています。

 

今日は、ダイヤモンド社が運営している

ダイヤモンド・オンラインに掲載されていた

江口克彦氏のコラムについて考えたいと思います。




定年後まで同じ会社に通う寂しい人生の末路

“定年後まで同じ会社に通う寂しい人生の末路”

江口氏のこのコラムのタイトルは衝撃的でした。

 

自分のことではないか!

と思わず、

タイトルを見た瞬間、読み始めていました。

最初は江口克彦氏の著名記事とは知らなかったのです。

 

でも、すぐ江口氏の記事だとわかりました。

 

僕は、過去に江口氏の書籍を1作だけ

読んだことがあります。

またパナソニックの創業者、松下幸之助氏の側近として

23年間過ごされた方で僕は期待しながらも記事を読み始めました。

 

僕は、日本の高度成長の礎になった経営者の中でも、

松下幸之助氏と本田宗一郎氏を特に尊敬しています。

 

そんな松下氏の側近をされ

誰よりも松下氏の影響を受けている

江口氏のコラムですから、

期待するなという方が難しいです。

 

また江口氏の連載のコラムのタイトルだけ見ていても、

一般論と反するものや違う角度からの視点が伺えます。

 

さて、読んでみました。

そして首をかしげながら、

2回、3回と読んでみて、

首をかしげたくなる部分がいくつかあるのです。

定年制度における経営者や社長の本音

まず、経営者の本音として、

次のように書かれています。

「社長である自分以上に、知恵も経験もあるような社員は辞めてくれ」「口うるさい年長の社員より、人件費の低いイエスマンの若手のほうがいい」という気持ちもあろう。

事実、定年選択制にした途端、高年労働者をいじめるがごとく、追い出すがごとく、肩書ははく奪する、大幅な賃金カットはする。法律で、希望者は65歳まで勤めることができるとなったから、経営者、社長はしかたなく、定年選択制を採用しているだけだ。

江口氏も経営者だから、

本当の本音が語られていると思います。

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でもそのあとは、どうなんだろう、

江口氏は所詮、雇う側だから、

雇われる側の事情は理解できないのではないか、

と感じてしまいました。



定年後 同じ会社で働くのは本人の自由

江口氏は、経営者や社長の本音を表して、

それに対して労働者は、大人しく従っていていいのか、

人間としての誇りを持ったものが受け入れていいのか!

もっとプライドを持って生きろ、と叱咤激励しているのです。

つまり、ベテラン首切りを制度化したような、現代の定年制度には従わないで、

1、定年の時期は自分で決める。

2、さっさと退職して、新しい仕事にチャレンジする

と超ポジティブな意見を叩きつけてきているのです。

 



じゃ、やめてどうするのか?となると

俄然腰砕けで、具体的な提案がなくなるのです。

僕は、この辺で確信しました。

 

江口氏は、所詮、経営者でお金に不自由しない人なのです。

中小企業のサラリーマンを長く続けて、

定年を迎えた人たちの気持ちや懐ぐあいは分からないのです。

 

つまり言われた方は、そんなことわかっているけど、やめられないんだよ。

それに少し余計なお世話だよ、ともいいたくなるのです。

 

江口氏の言っていることはわかります、

人間としての誇りを取り戻し、

新しいことにチャレンジしろ、

ということですよ。

まとめ

江口氏は、

多くの人は「定年」を「諦年」と諦めの境地になっていると聞く。

と世間の傾向を引用していますが、僕は違うと思うな。

定年後は、自分の好きにすればいいので、

同じ会社の仕事を続けることが楽しければそれでよいの思います。

 

僕もそうです。

 

定年前と同じ仕事を続けているので、

ある意味生きがいにもなっています。

ただ、役職はなくなり、給料も7掛けになりました。

だからその辺は、働き方は、自分でコントロールするしかありません。

 

僕は、江口氏の言いたいことはすごくわかるのですが、

退職後の提案としてもっと具体例が欲しかったというのが僕の本音です。




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